風のつよい日

 

 

友達の耳にピアスを開けること、コンビニで買うコーヒー、座席の熱い電車、男の人のかばんに結ばれた駅名のキーホルダー、台湾人か中国人の男の子、出口を探した駐車場、薬局で買うピアッサー、真っ白な色紙、丁寧な会計、回転寿司屋で食べるデザート、ネタが少し乾いたお寿司、粉末緑茶をすくう小さなスプーン、割り箸のささくれ、暗い廊下、真っ黒になった足の裏、冷えた床、平日みたいな休日の朝。

 

 

時間はあっという間にすぎるけど、心は簡単に動く。

 

一瞬が好きだ。曖昧も嫌いになれない気がしてきてしまう。

 

明日も私が私でしかいられないことを許せるようになった。