脳震盪

 

 

なにか言いたいことが言えるような気がしているのを不思議に思う。転んで頭を打ったせいか、頭の上を鳥がピヨピヨ飛んでから浮いているような気持ちでいる(危ない)。

 

 

 

ここ数日間、娯楽に触れたり、身体をいつも以上に動かしたり、ストレスや行き場の無い苛立ちと戦ってみたりした。とくに得られたものはなく、強いていえば身体が疲弊したことと、心が廃れたことくらいだったんだけど。

 

正義と正解はイコールじゃないと、ふと思う。手に取るように分かる下心と、安っぽい陳腐な綺麗事が世界で一番嫌い。けれどそれは、「だからどうした」という最高にどうでもいい話なのだと気づいた。

 

自分の美徳とやらを無神経に掻き乱してくる人間なんてざらにいる。わりと近い関係にだっているから困ったもので。自分だったらそんなことしないのに、なんでそんなことが出来るんだろう。そういう気持ちは不快感やストレスになって、余裕はどんどん蝕まれていく。

 

ならば、その感情をどうする。脳内で咀嚼してどう消化するか。そこにその人の実力が出る。言動一つ一つの反映が本物になる。粋、味、茶目っ気、遊び心、気遣いになる。

 

 

 

10歳の時、「年をとるのが楽しいと思えるようなおばあちゃんになりたいです。」と作文を書いた私は、どんな大人になりたかったんだろう。

 

18歳の時、「ずるくてかっこいい大人になりたいなあ」と呟いていた私は、どんなことをやってみたかったんだろう。

 

 

 

テーマ

 

 

いい子になりたい13歳

いい女に憧れる14歳

悪いことかっこいい15歳

愛に憧れる16歳

永遠があたりまえ17歳

 

自分が分からない18歳

自分を信じたい19歳

 

世の中なんてキレイじゃないと気づく10代

それでも本物を信じたいと思う20歳

 

悔しいと思うその瞬間、一番生きている気がした

 

泣いたり悲しんだり、傷つけたり傷つけられたりして

疑うことも覚えたけど、信じたいと思う自分を信じたい

 

まあ、まだまだこれからなんですけど

 

 

 

『私は悪くない』

 

 

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「私バカだから分かんないや」とか言い出すヤツが本当に嫌い。そこで線引きをしておくというか、そう言っておくことで許されると思ってんだろ、なんて内心毒づいている。

 

あの時もそうだった。「俺はお前が心配なんだよ」とか「好きだからに決まってんだろ」とか。そう言えば伝わるとでも?分かってくれるとでも?喜ぶとでも?そんなわけないだろ。私は心の中で「じゃあ、態度で示せよ」と思っていた。可愛げがないだとか甘え下手だとか散々言われたし、実際彼は彼の友達に私のことを「お前さあ、なんであいつなの?」なんて言われていたりした。

 

ひねくれ者だ。他人の言葉の裏ばかり探るし、ひとつの出来事で全てをチャラに、というか全てを信用するなんて出来ない。でも普通そうでしょ。みんな他人のこと信用しすぎ。あの子の笑顔は顔に張り付いてるように見えるし、「全然いいよ~!」が全然いいのだと感じたことがない。いつからこうなったんだろう。でもきっと、ずっとこうだった。

 

他人を許せないわけでも、自分を守っているわけでもない。ただ、もう、うんざりなんだ。見え見えの下心も、少しも手が掛けられていない綺麗事も。つまらなくて、うざったくて仕方ない。誰かのフリなんて、私には出来ないのかもしれない。

 

 

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『スマホ』

 

 

「結構何年も前から知ってるんだけど、本当にヤバいのよ。何がヤバいって、『バンドマン好き好きアピール』がヤバいのね。ライブ終わったあと、ツイッターとかでわざと固有名詞だすんだよ。固有名詞ってウケるね(笑)ようするに相手の名前を出して、その人個人宛にツイートするってこと。『今日の○○さんかっこよかった~~』とか、『○○さんと話せた!』とか。知らねーよって感じじゃん。こっちからすれば。しかもそういう女に限ってツイッターの写真?画像?欄のとこが自撮りとか今日作ったご飯とかなわけ。しかもその自撮りって大抵盛れてないし、作ったご飯もめっちゃまずそうなの。ほんとウケるよ(笑)みてみて、これとかヤバくない?自分可愛いアピールと料理できますアピール。イタいよね(笑)で、こういうの見ながら思うの。あーこの子本当に友達いないんだろうなーって。友達と撮ったプリとか写メとか全然載せてないんだよね。絶対彼氏より友達のほうが大事に決まってんじゃん。別れたらどうすんの?って話。喧嘩したときとかさ、結局助けてくれるのって女友達だと思うんだよね。彼氏いない子より彼氏しかいない子の方が悲しいって。あ、今の結構いいこと言ったっぽくない?ほんとそれだよね。会ったときとかちょー気まずいの。『久しぶり~!』とか声掛けてきてさ、こっち苦笑い~みたいな。服もダサいしね。なんでバンドマンってああいう結構ダサい子が好きなんだろ。そう思わない?あ、あんまライブとか行かないんだっけ。今度一緒にいこ。生であの子見れるかもよ(笑)」

 

 

『喫茶』

 

 

「今日も本当にムカついたんだけどさあ。ほらいつもの。そうそう、あの子ね。なんかあの子っていつも上から目線でプライド高いじゃない?そのくせ人の下に入ろうとするっていうか、何もかも綺麗事で済ませようとするのよね。ほんとムカつく。あ、私コーヒーでいいよ。うん、好きだから。それでさあ、今日もみんなで話し合ってる中でズケズケ意見してくんの。それなのに『私が思ってたこと言っていい?全然採用しなくていいんだけど』とか言って、実際採用しなかったらあからさまに落ち込むの。ヤバくない?どんだけ子どもだよって話。それでみんな気まずい雰囲気になるじゃん。なんで気づかないんだろ。まあ何とか話し合って終わったんだけど、いつものごとく帰り家まで送ってほしいオーラ出すわけ。あの子、車持ってないんだよね。でも普通にどうにかして帰れよって感じじゃない?バスとか調べろよ、的な。そんで『お金あるかなー』とか言い出すんだよ。ヤバいっしょ。何送ってもらう前提でここに来てんだよ、お金用意しとけよって感じ。もうどうにもなんないよねー。ねえ、このコーヒーすっごいぬるいんだけど。」

 

 

浮き足

 

 

記事から始めるときは模索、タイトルから始めるときは確信を言葉にしたいとき。今日はタイトルから。

 

 

矛盾や生々しさが好きだ。伸びた爪は嫌いだけど長い爪が好き。そこには意図や確信があるような気がするから。手が込んでいる、手入れされている、手がかけられている。

 

好きなものはとことん大切にしたい。言葉にすることも辞めたくない。なのに私は浮いてばかりで、もう本当にだめだめだ。

 

一瞬を見なくちゃいけないし、見逃しちゃいけない。今、この瞬間に何が起きていて、自分がなにをしたいのか、すべきなのかをちゃんと考えたい。ずいぶん漠然とした言い方だとは思うけど、本当に“ちゃんと”なんだ。

 

手放したものはもう追わなくていい。そんなことする理由がない。それくらい、終わりには覚悟を。「0か100かはダメよ」と誰かに言われたことがある。あぐらはかきたくない。中途半端は嫌だけど、真面目すぎるのもいただけない。

 

 

2017日記

 

 

ライトを背負う背中

エレキとアコギ

しゃがれた声

ボロボロのマーチン

柔らかそうな軍ジャケ

度数の強いお酒

匂いの強いタバコ

優しさと気遣い

ずるくてかっこいい

かわいい大人

 

ビューラーで上げた睫毛

ストラップのあるハイヒール

赤い口紅 ロングマスカラ 黒のアイライン

茶色に染めた髪 黒く伸ばしている髪 巻いた髪

赤いマニキュア ベージュピンクのマニキュア

 

生きていればそれだけでいい、なんて愛は正直ださい

図太くてもずるくても汚れても生きていてほしい

嬉しいことも悪いこともあるけど

生きてさえいればそれでいい

刺されたって殴られたって笑っている

ずっとずっとそのままでいてね またね